こんにちわ、ミニドラです。
今回は、新卒で希望をもって入社して、研修を終えて配属された先の上司がパワハラをしてきた時に、泣き寝入りするのではなく、やるべき3つのことを紹介していきたいと思います。
目次
そもそもパワハラってどんなこと?
パワハラもといパワーハラスメントという言葉は、皆さんもなんとなくイメ―ジを持っていると思いますが、実際に自分が受けた場合、パワハラなのか自分が未熟が故の指導なのか、わからない状況に陥ってしまいます。
本当は、あなたが強く不快だと思い何も言い返せない状況の場合、あなたはハラスメントを受けている可能性が高いです。まずは、こんな場面はハラスメントだと認識して、我慢する必要が無いんだと考えてください。
①暴言
暴言というと、すぐに思い浮かぶのは怒鳴ったりすることだと思います。しかし、暴言とは、立場を利用して相手がどうやっても対応できないことを言うことも含みます。筆者が体験したまたは同僚や友人から聞いた、かなりリアルな表現を4つほど用意しました。
体調悪くなりそうであれば読まない方が良いかもしれませんが、こんなことを言われた場合はパワハラの可能性があることを認識してほしいです。
「何度も言ったよね?もう少し人の話を聞けよ。」
これはよくある上司のハラスメントです。
本当に意味通り何度も正しい説明をしているのであれば、あなた自身にも非があるかもしれませんが、大抵は、上司自身も理解していない状態で説明が無いことのよるものが原因となっているケースが多いです。
「いやぁ~~君は雑だねぇ。」
これはちょっとわかりにくいかもしれませんが、嫌味っぽい言い方で表情は苦笑いしながら、書類の審査をしながら言われるのです。これは当時、筆者が言われたパワハラなのですが、かなり精神的ダメージがありました。
何度も何度も書類を直して、こんな事を言われるのですが、完全に好き嫌いでこのような態度を取られていました。
当時、筆者は耐え抜きましたが、とても辛い日々が1年続き、布団に入ると悲しくもないのに目から涙がこぼれてくる経験をしました。
今思うと完全にハラスメントでしたが、当時の自分は実力の無さが原因だと思い、ずっと我慢していました。
「君たちの設計はお粗末だからこんなことになるんじゃないか。2週間で設計しなおしなさい。」
これは、上司またはさらに上の技術顧問的な立場を利用したハラスメントです。
昔、設計に居たことを棚にあげてこういったことを言います。「聞き流せばいいんじゃないか?」と思われると思いますが、上司や技術顧問的な立場の人がこういった発言をするのは、大抵デザインレビューの場だったりするのです。
デザインレビューで「2週間で設計やり直し」なんて言われてしまうと、デザインレビュー自体のやり直しや設計見直しが必要になってしまいます。
その後のフォローもなく、他の業務を停止してやらないといけないくらいの無理難題を押し付けてくるのは、パワハラですね。
【参考】「失敗したのだから、明日までにやってください。できますよね?」
これは、上司の場合もありますが、発注元である客という立場を利用したハラスメントです。中小企業であれば、下請け法が適用されるため、訴訟を起こすことが可能なのですが、いわゆる大手企業では下請け法が適用されないのです。
このような場合に、失敗したことを利用して、無理な納期要求をしてくるパターンがあります。そして、ひどい場合には、要求外の内容まで強いられたりする場合があります。
②むやみな比較
これは、年齢、学歴、入社年度、などで同じ土俵で比較をし、優劣をつける行為です。もちろん、社内の評価は相対評価であることが一般的であるため、優劣をつけ比較すること自体はおかしくないのですが、度が過ぎた比較はハラスメントとなります。
③業務フォローをせず、はしごを外す。
これは、普段の業務フォローを全くしない管理職が、客先打ち合わせの場になって、立場が悪くなると「何でこれをやっていないんだよ。オレは何度もやれって言ったじゃないか。」と事前相談しても適当な返事ばかりだったのに、ハシゴを外すことを言うようなことです。
これも明らかにハラスメントで、報連相をしても上司が問題に面と向かわないことによってこういったことがおきてしまうのです。
以上3つ紹介しました。どうだったでしょうか?暴言を中心としたハラスメントを紹介しましたが、これ以外にもあると思いますが、実際にこのようなパワハラを受けた場合に、なにをすべきか3つ紹介します。
配属先上司からパワハラ受けたらやるべきこと
①指導員に相談してみる。
新卒で配属されると、必ずOJTのために指導員が一人付くと思います。指導員とは、同期以外で親密になる可能性の高い会社の同僚ということになります。加えて、指導員は近しい年齢の場合が多く、成功と失敗の両方を経験して辛さを共有してもらうことができます。
指導員に相談することで、これはこういう理由で厳しいことを言ってるんだよ、とアドバイスをもらえるかもしれません。
もしかしたら、オレ辞めたいと思ってるんだよねと暴露されちゃうかもしれませんが、そんな時は色々と背景を聞いて、対策を考えてみるというのも指導員に相談するメリットの1つです。
いずれにせよ、パワハラとはあなただけでなく周りも不快に思っています。
一人で抱え込まないず、周りに相談することが大切です。
②知識をつけ、権力バランスを崩す。
次に紹介するのは、権力バランスを崩す方法です。
上司とあなたは経験という点で、圧倒的に差があるでしょう。また、社内からの信頼という点でも、何年もやめずに日々の業務をこなしている点で大きく差をつけられています。
この権力バランスを崩すたった一つの方法、それが知識量です。経験で勝てないなら知識で勝つのです。
知識とは、技術的な知識はもちろんのこと、技術資料の保管先、事務処理の細かいルール、社内メンバーの顔と名前やその人の具体的な業務、社内の適切な問合せ先、会議の機器操作を含めた開催方法etc. とこれらのことを指します。
圧倒的に知識をつけるのです。知識をつけるメリットは、まずこの時点で、上司のパワハラがなくなる可能性があります。
なぜか?
自分がイチイチ調べなきゃいけないことを、あなたが把握しているからです。上司は手間を省いて、あなたにお願いするほうが早いでしょう。
できないことをお願いするのは、誰でも気が引けてしまうものです。そう、この状態が権力バランスが逆転なのです。
あなたの成長にもつながるので、少しでもいいのでトライしてみましょう。
さぁ、ここまで努力したのに変わらない。。。そんな場合は、どうすべきなのでしょうか?
③何してもやっぱりダメなら転職しましょう。
あなたが、指導員に相談し精神的負荷を軽減し、なおかつ、権力バランスを崩すために知識習得に努力したにもかかわらず、パワハラの状況は何も変わらない。
こういう場合、上司の性根が腐ってる可能性が高いです。人を変えるには、とても大きな力と膨大な時間、そしてあなたの継続的労力が必要になります。
あなたがそこまでして働きたい職場であれば別ですが、辛い状況に耐えるだけの価値はないと思いますよ。
あなたの時間が勿体無いので、さっさと今の会社を見切って転職してしまいましょう。
あなたが知識をつける過程で、最短で作業を行う方法や社内コミュニケーションマップの築いたスキル等、アピールすべきポイントは沢山あり、そのスキルを持った人材を欲しがる会社はたくさんあります。
私が第2新卒、30歳のタイミングで転職活動をした中で、使って良かった転職サイト・転職エージェントを以下記事で紹介しています。