こんにちわ。ミニドラです。
今回は、Twitter上での以下コメントについて取り上げたいと思います。
バカが生き残る会社というのはおかしいと思いませんか?
かなり過激な意見ではありますが、私も同じ感情を持ったことがあります。
「なぜ、力学を再履修してやっと単位が取るようなヤツ、たいして勉強ができないヤツが、良い会社に入れるんだろうか?」
「なんで、優秀じゃないあいつが大手企業に内定もらえるんだ?」
就活で苦労した方であれば、少なからずそんなことを思ったことがあるでしょう。
バカが生き残るや優秀じゃないのに何故内定が取れるのか?という、そんな疑問について、考えてみましょう。
「優秀じゃないのに内定を取れるのか?」という考え方自体が間違っている。

「なんで、優秀じゃないあいつが大手企業に内定もらえるんだ?」
こんな事を思ったことは誰しもあるのではないでしょうか?
そもそもこの考え方自体の間違いに気づかない限り、あなたの精神性は全く変わらないのです。
急になんだよ・・・
そう思うのも仕方ないと思います。正直この考え方自体、あなたが主観の中でしか物事を考えられていない証拠なのです。アドラー心理学の考え方を用いると、あなたは劣等感の持ち方が健全ではない状態であると言えます。
アドラー心理学の中では、健全な劣等感とは、他社との比較の中で生まれるものではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものであると言わています。
つまり、競争ではなく自分を高めることを意識している状態が健全であるということですね。
逆に言うと、他者との比較による劣等感を持つと、対人関係の悩みから逃れることができず不幸から逃れることができません。キツイ言い方をすると、
「お前の顔を気にしているのはお前だけだよ」
ということになります。アドラー心理学を学ぶことであなたの「優秀じゃないのに内定を取れるのか?」という思想自体を治してくれると思います。
おすすめは、岸見一郎さんの「嫌われる勇気」という著書。哲人と青年の2人の会話形式でのアドラー心理学の解説は、青年が我々のような一般人の考え方でガンガン批判していくのでとても分かり易いです。
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じゃあ、ミニドラはこの本を読んで自分自身が変われと言うのか。というとそんなことはありません。「優秀じゃないのに内定を取れるのか?」ではなく、「優秀じゃなくても内定を取れた理由は?」という観点で考えていきたいと思います。
会社がどういう人間を求めるかを理解すれば内定が取れる。

そもそも、会社側の目線で面接で何を見ているかという見解について、Twitter上で次のように回答しました。(一番最初のバカが生き残る理由への回答も同時にしています。)
必要な時に必要な努力ができるかを見てるんだと思います。
それは意味があるなしに関わらずです。
これがいわゆるバカが生き残る理由だと思います。
そう、会社の人事が最も欲しいと思っている人材は、「必要な時に必要な努力をできる人」なのです。
そのために、入社意欲の準備、社風や社是への理解、学歴やサークル活動、アルバイト、その他表彰を通したエビデンス、の準備する必要があるのです。
内容の良し悪しではなくいかに「必要な時に必要な努力をできる人」をしてきたのかを証明すればいいのです。
個々の会社なんて調べきれねぇよ、と思われるかもしれません。これはみんな思っていることです。この考え方をするから皆就職に苦労するのです。
とにかく、会社の特徴を自分なりに調べて話せるレベルにまで落し込む。この努力を行った人が企業に内定をもらえるのです。
倍率の高い企業になればなるほど、精度を上げる必要があります。
つまり、3日坊主でもなんでも、必要な時に必要な努力をしてきたことを証明できれば内定をもらうことができるのです。
これが、学校の学力だけでは測れない部分であり、優秀じゃないあいつが大手企業に内定をもらえる理由の本質なのです。
- 健全な劣等感をもて。健全な劣等感とは、他社との比較の中で生まれるものではなく、「理想の自分」との比較から生まれるもの。
- 会社の人事が最も欲しいと思っている人材は、「必要な時に必要な努力をできる人」


