査定上位シリーズ

査定上位を取り続けてわかった”デキる”設計者の「仕事術」

 

noteでも同記事紹介しています。

https://note.mu/koidora/n/n10d620879843

 

初めての方もいると思いますので、自己紹介させてください。

僕は31歳で設計8年目のエンジニアです。

26歳の時に中小企業で働いていたのですが、ステップアップのために大手に転職し、かれこれ5年間勤務しています。

私はこのタイトルにある“デキる設計者”だとは思っていませんが、おかげさまで査定はいつも高評価で、全体の3%しか与えられない最高評価をもらっています。

良い査定をもらうこと=“デキる設計者”ではないとは思いますが、査定が高いことは設計者として求められる能力を適切に発揮できていると言い換えることはできます。

そんな、査定上位を取り続けてきた私が、業務を適切に評価されるため「仕事術」を紹介したいと思います。

 

知識の暗記不要!ドッグイヤーの数が”デキる”の数。

優秀な設計者は色々な知識を暗記していると思うでしょうか。

もちろん、暗記した知識の引き出しはとても価値のあるものだと思いますが、長く設計をやっていると必要な知識の量はどんどん増えていきます。

多くのデキる設計者の方は、必要な知識を暗記するのではなく、どこに必要な情報があるのかをすぐに引き出すことができるようにしています。つまり、必要な情報にはドッグイヤーをしているのです。

ドッグイヤーと言っても単に参考書だけではなく、論文やネット上の情報、社内外の有識者なども含まれます。

ドッグイヤーの数を増やすためには普段から様々なものにアンテナを張っておく必要があります。

参考書を読むだけでなく、講演会や展示会に行ったり、少し業種をずらした交流会(機械系なら建築系やIT系等)に参加するなどして、幅広いドッグイヤーを増やしていきます。

私自身も、国内技術者の交流会やエンジニア国際交流に参加したり、IT系の講演会を聞きに行ったり、副業関連で広告業界の方とお話しする等して、ドッグイヤーを増やしています。

幅広い知識の引き出しを身につけるためには、経験と記憶をしっかり結び付けていくことが大切です。

 

人を巻き込むことで”デキる”ことを増やす

幅広い知識の引き出しを利用することで、上手に人を巻き込むことで”デキる”ことを増やしていきましょう。

これが査定に最も効果のある仕事術であると言えます。

私は自分自身を”デキる設計者”だと思ったことはありませんし、設計センスは高くないと思っています。

にもかかわらず、査定が高いことには理由があると思っています。

それは、とにかくに自分に”デキない”ことを”デキる”人を巻き込みながら仕事をするからだと思っています。

設計者の方に多いのは、何でも自分で解決しようとして請け負ってしまい、結果、仕事が溢れて処理しきれなくなってしまうことで、プロジェクトが破綻した状態を作り出してしまうことです。

このような人はどんなに設計力が高くても評価されません

なぜか?答えは簡単で「会社は商売をしている」場所だからです。

最短でかつスムーズにプロジェクトが進み、量産を迎えること程、企業として嬉しいことはありません。

スムーズ=後戻りの費用がない量産を迎える=客の信頼が最後まで維持できたと言い換えることができます。

少し話が逸れましたが、自分がデキないことは人に頼むことで問題解決をしていくのが”デキる”人の仕事術です。

ちなみに、私は客先設計者とのMtgや仕様設計、故障モード解析等は自分でやりつつも、3DCADモデリングはCADエンジニアに、CAEやCFDなんかは開発にお任せし、より研究要素の強い内容は、外部の研究者に依頼をするなどして問題解決をしています。

そして、色々な人を巻き込んでいく中で、あなたがしている仕事を明確に見えるようにしてください。

メールのccに部長や課長を入れるだけでなく、レポートにして社内へ展開したり、同じGrのメンバーに情報共有してください。

どんなにすごい仕事でも、社内に発信していかなければ、誰からも見えない&理解されていない状態となります。

それは、言ってしまうと仕事をしていない状態と同じなのです。

色々な人にあなたの仕事を共有し、仕事を見えるカタチにしましょう。

デキることをロジカルに説明する。

デキないことはデキる人に任せる、という内容を説明していきましたが、デキることはしっかりとロジカルに説明していきましょう。

ついつい自分のデキることだと、省略した説明をしてしまいがちですが、相手は思っているほど、あなたの説明を理解できません。

どんなに簡単でも、丁寧にロジカルな説明をするようにしましょう。

具体例としては、

あなたが「このハウジングの形状はどうやって決めたのか?」と質問したとしましょう。

そしてその答えが、

「制約条件に合わせて入るようにして、念のために解析で熱の影響をみました。」

という説明の場合、あなたはどう感じるでしょうか?

制約条件ってなに?何に入るの?念のためってどういうこと?何の解析?熱の影響って何が起因したものなの?etc.

あなたの「?」は止まないですね。

それと同じことが、あなたが説明者として当事者になった場合は起きてしまいます。

そのため、どんな簡単なことでも、丁寧に説明することが大事なのです。

Question「このハウジングの形状はどうやって決めたのか?」

Anser「エンジンの搭載制約に合わせて、クリアランス10mmを確保するように設計しました。従来設計に対して、インシュレータとの距離が近く、放射熱の影響が大きい可能性があるため、CHT解析にてハウジングの温度上昇を推定しておきました。」

このくらい丁寧に説明をしてあげると「?」は浮かばずに理解できると思います。

このレベルで説明するためには、全ての形状や設計に理由付けをして把握していない箇所が無い様にしておく必要があります。

0.1mm形状を変える場合でもなぜ変える必要があるのか?を考えながら仕事を進めていくと、ロジカルな説明が自然とできるようになります。

以上の3つの事項をしっかりと行っていけば、査定はおのずと高くなっていきます。

これ本記事は終了となりますが、疑問点や質問があればコメントを頂ければ回答させて頂きます。

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